JR山陰本線JR二条駅(にじょうえき)歴史
二条駅(にじょうえき)は、京都府京都市中京区西ノ京栂尾町にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)・京都市営地下鉄の駅である。
二条駅の年号
1897年(明治30年)2月15日:京都鉄道の当駅 – 嵯峨駅(現・嵯峨嵐山駅)間の開通と同時に開業する
1897年(明治30年)4月27日:京都鉄道の大宮駅 – 当駅間が開通する
1902年(明治35年)2月10日:京都電気鉄道城南線(起点は堀川押小路停留場)が開業し、二条駅前停留場が設置される
1904年(明治37年)6月:京都鉄道本社屋を兼ねた駅舎が完成する
1907年(明治40年)8月1日:京都鉄道が国有化される
1909年(明治42年)10月12日:線路名称が制定され、京都線の所属となる
1912年(明治45年)3月1日:線路名称が改定され、京都線が山陰本線に編入されるとともに当駅もその所属となる
1912年(明治45年)5月30日:京都電気鉄道の乗り入れ路線が城南線から御池線(起点は堀川御池)に変更される(城南線は廃止)
1912年(明治45年)6月11日:京都市電千本線壬生車庫前 – 千本丸太町間開業に伴い、同線の二条駅前停留場を設置
1918年(大正7年)7月1日:京都電気鉄道が京都市に買収され、御池線は京都市電の路線となる
1919年(大正8年)1月18日:京都市電御池線が廃止される
1947年(昭和22年)11月27日:山陰地方に向けた昭和天皇の戦後巡幸。大宮御所に宿泊した昭和天皇が、二条駅からお召し列車に乗車
1968年(昭和43年)10月6日:福井県、兵庫県を行幸啓した昭和天皇、香淳皇后が帰途、大宮御所へ向かうためにお召し列車を下車
1972年(昭和47年)1月23日:京都市電千本線の廃止に伴い、二条駅前停留所廃止
1982年(昭和57年)11月15日:車扱貨物の取り扱いを廃止
1986年(昭和61年)11月1日:荷物の扱い廃止
1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道(JR西日本)・日本貨物鉄道(JR貨物)の駅となる
1990年(平成2年)10月30日:高架化事業に伴い、曳家により駅舎が15メートル東側に移動される(10月29日・30日の2日間で作業)
1996年(平成8年)3月16日:高架駅となる。同時に貨物列車の設定が廃止となる[2]。木造駅舎は後に梅小路蒸気機関車館(現京都鉄道博物館)に移設された。 かつては駅西側には小規模ながら貨物ヤードが存在しており、駅の南側は引込み線として貨車が留置されていたほか、ここから南方へ三条通を越えて日本食糧倉庫や油槽所へ専用線が続いていた。
1998年(平成10年)9月16日:自動改札機を設置し、供用開始
2000年(平成12年)9月23日:当駅 – 花園駅間が複線化される
2003年(平成15年)11月1日:ICカード「ICOCA」の利用が可能となる
2006年(平成18年)4月1日:JR貨物が貨物の取り扱いを廃止する
2010年(平成22年)1月31日:丹波口駅 – 当駅間が複線化されるとともに、交換設備を廃止する
2018年(平成30年)3月17日:駅ナンバリングが導入され、使用を開始